三衆物産株式会社 公共・産業用太陽光発電システム

信頼の施工実績と補助金申請サポートを通じて、リサイクル企業の環境配慮を実現

自社工場に屋根設置型の太陽光発電システムを導入
消費エネルギーの自給自足により、顧客や取引先からのさらなる信頼獲得へ

三衆物産株式会社

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選定ポイント 選定ポイント

  • 豊富な実績と丁寧な提案力

  • 補助金申請などの事務手続きもサポート

導入の効果 導入の効果

  • 太陽光発電システム導入を通じて、取引先からの信頼獲得に前進

  • 当社の手厚いサポートを受け補助金申請が採択される

導入したシステム/サービス

公共・産業用太陽光発電システム

  • 公共・産業用太陽光発電システム
  • 「公共・産業用太陽光発電システム」(以下、当サービス)は、官公庁施設、学校、医療・福祉施設、企業のビル・工場、公園用電源システムなどに対応した太陽光発電システムの構築を提供します。当社の強みである電気工事と建設工事のノウハウを活かし、立地や建物の形状、電力設備に応じた最適なシステムを提案。さらに、ICT事業とのシナジーを活用し、モニタリングやグリーン電力活用支援などの新たなサービスも提供しています。
製品ページ

お客様インタビュー

  • 佐野様

    専務取締役

    佐野 慎治 様

  • 田坂様

    営業部 部長

    田坂 文克 様

「環境に優しいリサイクルを行い、限りあるさまざまな資源を有効利用すること」を理念に掲げ、リサイクル可能な鉄や非鉄、雑品スクラップ、プラスチックなどを収集し、加工から販売までを手がける三衆物産株式会社(以下、三衆物産)。三衆物産は京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)の設計・施工により、150 kWの太陽光発電システムを導入した。KCCSは太陽光発電システムの設計・施工のみならず、複雑な補助金の申請手続きまでを支援。豊富な実績とノウハウを活かしたサポートが評価された。
太陽光発電システムの導入に至った経緯や選定のポイント、導入効果などについて、三衆物産専務取締役の佐野 慎治 氏、営業部 部長の田坂 文克 氏 に話を伺った。

リサイクル企業として、太陽光発電システムによるエネルギーの自給自足へ

三衆物産では、鉄・非鉄などの収集から加工・販売までを一貫して手掛けており、加工技術の向上によりスクラップに付加価値を与えることで、海外メーカーからも高く評価されている。実際、販売先の約8割が海外を占めるなど、グローバルな事業展開を行っている。

「限りある資源を有効活用し、社会の発展に寄与する」ことを使命とする三衆物産の環境配慮への思いは強く、エネルギー消費や環境負荷を最小限に抑えたリサイクルを目指す。

 

太陽光発電システムを導入する以前は、環境に配慮した再生可能エネルギーを活用するため、取引先企業から買電を行っていたが、情勢の変化から買電することが難しくなったという。

しかし、「リサイクル事業に関わる企業として、自社の消費エネルギーにもこだわりたい」という思いから、茨城県鉾田市にある自社工場の鉾田リサイクルパークに、150 kWの太陽光発電システムを導入するに至ったと田坂氏は振り返る。

豊富な実績と補助金申請まで任せられる信頼感が決め手

太陽光発電システムの導入検討を進める中で、KCCSを含め複数社の提案を比較検討していたという。KCCS選定の決め手はコストメリットに加えて「豊富な実績と経験を活かした補助金申請のサポートなど安心して任せられる信頼感」だったと田坂氏は述べた。


太陽光発電システムの導入を担当した田坂氏は「複数社検討する中で、KCCSが最もコストメリットがあった。しかしそれ以上に、具体的なシミュレーションや設置後の成果に関する見通しなどを、専門知識がなくても理解しやすいように提案いただけた。私自身、太陽光発電システムに関する深い知見があったわけではないため、KCCSのきめ細やかな提案や対応が、心強く信頼できると感じた」と語った。


また、豊富な実績を活かしたサポートについて、田坂氏は太陽光発電システム導入にあたっての補助金申請に関するサポートの手厚さを挙げた。

高額な初期費用が発生する太陽光発電システムの設置において、補助金利用は導入ハードルの軽減に欠かせない。しかし、再生可能エネルギーに関する自治体や政府の補助金は多岐にわたり、自社の条件に適した補助金を自力で見当を付けるには限界があった。

田坂氏は「環境省が公示している補助金を利用しようと考えていましたが、蓄電池を備えていることが必須条件だったため、蓄電池を設置しない弊社では利用することができませんでした」と振り返る。


そこで、補助金申請に知見のあるKCCSの担当者が適用条件や申請期限を考慮し、三衆物産に最適な補助金制度を提案。複雑な必要書類の準備や申請プロセスの進捗確認などにおいても手厚くサポートした。「KCCSの担当者さんが行政に直接問い合わせをし、インターネットでの情報収集では見つけることができない、県の補助金を提案してくれました。また申請に必要な書類の多くをKCCSが作成し、弊社は必要事項のみを記入すれば良い状態までサポートしていただきました」と田坂氏は説明した。

「環境に配慮したリサイクル企業」としてさらなる信頼の獲得へ

KCCSによる太陽光発電システムの導入が決定し、設置工事が進められた。

補助金制度を申請するためには、定められた期日内に設置工事を完了させる必要があったが、KCCSのサポートもあり設置工事はスケジュール通りに完了した。

 

太陽光発電システムの設置には天候や建物構造などの考慮が必要となるため、経験豊富な現場担当者が対応し設置工事を進行した。

また準備段階から担当者が密にコミュニケーションを取っていたことも、実際施工段階で問題なくプロジェクトが進行した理由の一つだった。「担当者の方との連携が取りやすく経験豊富な技術者の方にも入っていただき、安心して施工を任せられました」と田坂氏はいう。

 

導入後は環境に配慮したリサイクル企業として、顧客や取引先からのさらなる信頼獲得へと期待を寄せる。「リサイクル企業が環境に配慮した取り組みを率先して行うことは、近年、環境問題に敏感なメーカーから信頼を得る上で欠かせない」と佐野氏は説明する。またエネルギーコストの削減という面では、季節により変動はあるが、三衆物産で消費する電力の約60%を太陽光発電で賄っている状態だ。

今後の事業拡大に伴い、処理するスクラップの量は倍増する見込みだ。処理するスクラップが増えることで消費する電力が増加すれば、太陽光発電システムによるコストメリットはより大きな効果を感じられるだろうと、田坂氏は長期的な見通しを語った。

太陽光発電システムの持続的な活用について、引き続き手厚いサポートを期待

KCCSのサポートについて田坂氏は、太陽光発電システムの設置後も「迅速で丁寧な対応で助かっている」と語る。実際、システムの導入以降は顧客からの質問も増えており、その都度KCCSの担当者に相談しながら対応しているという。


三衆物産の今後の事業展望として、引き続き取引先が真に求めるものを提供し続けるという姿勢は変わらない。質の高い加工技術により、メーカーが使いやすいスクラップを追求することで付加価値を高めたいと、佐野氏は語る。

また環境エネルギーの観点では、環境に優しいビジネスモデルを推進する立場として、今後も再生可能エネルギーの活用を続けていく。今後は太陽光発電システムに加え、電力を必要なタイミングで消費できるよう、グループ企業と連携した蓄電池の導入・販売なども検討していく考えだ。

 

掲載日:2025年4月24日

取材日:2024年8月9日

「環境に優しいリサイクルを行い、限りあるさまざまな資源を有効利用すること」を理念に掲げ、リサイクル可能な鉄や非鉄、雑品スクラップ、プラスチックなどを収集し、加工から販売までを手がけられています
  • 記載の製品ならびにサービス名および会社名などは、それぞれ各社の商標または登録商標です。
  • サービス内容は予告なく変更する場合があります。
  • 掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
  • KCCSは京セラコミュニケーションシステムの略称です。

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